日用視野測定 App Storeからダウンロード

日用視野測定

Kenichi Itagaki
教育
無料
5.0
App Storeからダウンロード

App Storeの説明

本アプリは,広島大学大学院教育学研究科 氏間和仁とトライポットの共同開発です。

本アプリの開発は,平成23年度〜平成25年度科学研究費補助金(基盤(C))「弱視者等の読書評価と教材表示支援システムの開発と評価」(23531302)の補助を受けています。 

1.ユーザ登録

本アプリの使用に当たっては,ユーザ登録をお願いしています。利用者登録は,利用者名・所属・職(職業や職種等)をメールにて,office@ujilab.hiroshima-u.ac.jpにお送りください。

本アプリは開発段階です。重要な連絡事項が生じた場合,遺漏なく利用者に連絡するためにユーザ登録をお願いしています。ご理解のうえ,ご協力をお願いします。また,連絡先に変更が生じた際は,ご面倒ですが,お知らせいただきますようお願い申し上げます。

2.アプリの紹介

本アプリは,学校や家庭など日常場面で利用している視力(以下,本アプリでは「日用視力」とよびます)を測定するために開発されました。測定の対象は,見えにくい状態の方を想定しています。医療機関において厳密な環境設定下で測定される診断や治療に役立てられる視力とは異なりますのでご注意ください。視標として同じ「Cの字」のランドルト環(以下,ラ環)を用いますが,この点で異なります。
iPadと本アプリを利用することで,机上・黒板・運動場・体育館等のあらゆる場面で子どもの見え方を測定できます。どんな場所で見えにくくなるのか,どんな色が見えやすいのか,どんな配色が見えやすいのか,どのくらいのコントラストから見えにくくなるのか・・・。そのような「見え方」に関する教育的評価を行うことで,子どもの見え方に応じた教育的配慮を具体的に検討することが可能になります。そんな学習環境の構築や生活環境の構築のために本アプリは役立ちます。

3.アプリの機能

(1)測定に関する設定項目

本アプリで設定できる項目は以下の通りです。

・測定時に使用した眼(両方,右,左)

・測定距離(5m,30cm,自由#1)

・視力の種類(小数視力,logMAR視力#2,自由視力#3)

・配色(背景と前景の色を設定します)

#1:測定距離を任意に入力できます。単位は,mmです。測定距離に応じて,日用視力を計算します。

#2:logMAR視力とは,視角を常用対数で表した値のことです。

#3:自由視力は検査者がラ環のサイズを任意に設定できます。初期値は5mの検査距離で約0.3,約0.7,約1.0の小数視力用のサイズが入っています。つまり,学校で測定されるABCD判定で利用されるサイズです。このサイズは,ラ環のギャップの大きさをmmで入力します。

(2)測定時の機能に関する設定項目

・音声合図:測定時,ラ環の表示時にビープ音のon / offを設定できます
・インターバル:測定時,ラ環とラ環の表示の合間に白い画面表示のon / offを設定できます。

(3)測定データの取り出し方

測定データはcsv形式で保存されます。iTunesにiPadを接続して,【app】の【ファイル共有】で取り出すことができます。ファイル名は測定日時,被測定者氏名が付きます。

測定データをコピーして,iPad内の他のアプリで利用することができます。例えば,メールに貼り付けて送ったり,メモに貼り付けてシェアしたりするといった使い方ができます。

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